4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=29戦全勝(26KO)=選手と、共同プロモート契約を締結するボブ・アラムのトップランクは、7月26日(日本時間27日)を持って、ESPNとの放送契約が終了する事が明らかになった。

トップランクとESPNは、2017年7月2日にオーストラリア・ブリスベンのサンコープ・スタジアムで行われた、WBO世界ウェルター級スーパー王者マニー・パッキャオ(フィリピン)に、同級1位ジョフ・ホーン(オーストラリア)が挑戦し、大番狂わせの判定勝ちでホーンが勝利した試合を皮切りにスタート。

昨年の視聴者数ランキングのトップは、9月27日(日本時間28日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催された、WBO女子世界ウェルター級戦。王者サンディ・ライアン(英)=7勝(3KO)2敗1分=に、元WBO、IBF女子世界スーパーフェザー級&WBC暫定女子世界ライト級王者で同級1位にランクされるミカエラ・メイヤー(米)=20勝(5KO)2敗=が挑んだ一戦で、視聴者数は99万3千人。

2位は7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催された、WBC世界ライト級タイトルマッチ。王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=に、同級7位アルテム・ハルチュニァン(独)=12勝(7KO)2敗=が挑んだ一戦で、87万人。

3位は5月12日にオーストラリア・パースのRACアリーナで開催された、元世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=18勝(12KO)3敗=と、元IBF、WBO世界ライト級&WBAスーパー王者ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)3敗=による、IBF世界ライト級王座決定戦で、72万5千人だった。

ESPNから8月以降の契約更新をしない事を告げられたトップランクは、今後、新たな放送パートナー探しに入ると報じられている。井上選手をはじめ、魅力的なファイターを傘下に収める名門トップランクの、今後の動向に注目。