9月19日(日本時間20日)、WBAは世界ウェルター級王者エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)=15勝(9KO)無敗1NC=と、同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=16戦全勝(9KO)=の対戦を指令。交渉期間は30日間で対戦同意に達しない場合は入札が行われる。
スタニオ二スは約2年1ヶ月ぶりのリングとなった、5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた、元暫定王者で同級4位にランクされていたガブリエル・マエストレ(ベネズエラ)=6勝(5KO)1敗1分=との防衛戦で12回判定勝ちし、初防衛に成功。
その後、テレンス・クロフォード(米)=41戦全勝(31KO)=がスーパーウェルター級転向を正式に決め、保持していた世界ウェルター級スーパー王座を返上。レギュラー王者だったスタニオニスが、現在、WBA世界同級唯一の王者となっている。
一方のギヤソフは、2月24日(日本時間25日)に米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで行われた、挑戦者決定戦で、5位にランクされていたパブロ・セサール・カノ(メキシコ)=35勝(25KO)9敗1分1NC=を11回終了負傷判定で破り、挑戦権を獲得していた。