WBA世界フライ級3位ヤンキエル・リベラ・フィゲロア(プエルトリコ)=7戦全勝(3KO)=と、同級4位アンジェリーノ・コルドバ(ベネズエラ)=19勝(12KO)無敗1分1NC=が、3月8日(日本時間9日)に開催を予定するWBC、WBO世界スーパーミドル級4位、WBA5位エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=22勝(17KO)1敗=の再起戦をメインとする、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング興行で対戦する事が決定。
マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンはWBAに対し、リベラvsコルドバを世界同級暫定王座決定戦として承認するよう求めている。現在のWBA世界同級は王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)=21勝(11KO)2敗1分=がアクティブな状態にあり、1位は空位で2位にリチャード・サンドバル(米)=25勝(18KO)2敗=がランクされている。WBAの最近の動向からすると、暫定王座決定戦承認は大いにあり得る。
また同じくエディ・ハーンは、来年1月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスで開催される、ディエゴ・パチェコvsスティーブン・ネルソンをメインとする興行のアンダーカードに組み込まれた、東京五輪ライト級金メダリストで、WBA世界ライト級4位のアンディ・クルス(キューバ)=4戦全勝(2KO)=と、オマール・サルシド(メキシコ)=20勝(14KO)1敗=の対戦を、同級1位決定戦として承認するよう要請。
サルシドは10月16日(日本時間17日)に米・フロリダ州プラントシティのプロボックスTV・イベントセンターで、元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者クリス・コルバート(米)=17勝(6KO)3敗=と対戦し、第9ラウンド逆転TKO勝利を収めているが、現在ノーランク。
WBA世界同級1位は空位となっており、さすがに暫定王座決定戦とは行かないが、1位決定戦として承認される可能性は高い。しかしその後、今日、WBA世界ライト級5位にランクされていたゲイリー・カリー(アイルランド)=18勝(10KO)2敗=を破った、マキシ・ヒューズ(英)=28勝(6KO)7敗2分=が上位にランクされれば、クルスとの対戦が暫定王座決定戦としてマッチアップされる可能性もあり得るだろう。