2月1日(日本時間2日)、WBAが最新ランキングを発表。前世界ライトフライ級王者高見亨介(帝拳)=10勝(8KO)1敗=選手がフライ級に転級し1位にランクされた。高見選手は昨年12月17日に東京・両国国技館で行われた、WBO世界同級王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=15勝(9KO)4敗=との王座統一戦でスプリットの判定を失い惜敗。試合後、フライ級での再起を表明していた。4月にも再起戦が予定されている。

前回1位のヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)=7勝(3KO)1敗1分=は、1月3日(日本時間4日)にプエルトリコ・サンファンで行われた暫定王座決定戦で、元WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)=29勝(14KO)4敗1分1NC=に12回判定負けを喫し4位となった。

フライ級王者リカルド・サンドバル(米)=27勝(18KO)2敗=はWBC王座も保持している。WBCはサンドバルが昨年7月30日に横浜BUNTAIで、寺地拳四朗(BMB)=25勝(16KO)2敗=選手を12回判定で破り王座を獲得した直後に、暫定王者ガラル・ヤファイ(英)=9勝(7KO)1NC=との対戦を指令。

しかし、昨年12月初旬にタイ・バンコクで開催されたWBC総会の理事会決定により、サンドバル、ヤファイの両選手に対し選択防衛戦の許可を出したが、今年に入りそれを撤回。再度対戦指令が出され、交渉期限が近づいている状況にある。

Ricardo-Sandoval

サンドバルをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションと、ヤファイをサポートするマッチルーム・ボクシングからは対戦交渉に関するニュースは確認されていない。両選手はサンドバルがまだ王者になる前の昨年初夏に米国での対戦計画があった。

その後、サンドバルが王者となった後、最初に指令が出された時は交渉が進み、2026年初頭に米国で対戦する計画が進展。エディ・ハーンにより日程も具体化された事が報告されたが、サンドバルの負傷により延期された経緯もあり、交渉は進みやすいと思われていた。

ゴールデン・ボーイ・プロモーションは放送契約を締結していたDAZNとの契約更新がなされなかった事が明かになっているが、最近、オフィスとして使用しているロサンゼルス中心部に所有するビルに関連する2700万ドルのローンが返済不能に陥っている事が発覚。

現在、約2300万ドルの債務が残っているが、ビルの約40%は空室でローンの返済期限を約定通リ護れず、物件が差し押さえされる可能性が生じている事が報道されている等、財政難が伝えられており、この先の動向が不透明な状況で、これがサンドバルのプロモート活動に影響する可能性が懸念される。

今後、WBC指名戦の動向と、その動きに対し暫定王者を誕生させたWBAがどう動くのかが注目される。