WBAライトフライ級2位パシオネス ビバ・プロモーションと契約 / 13戦全勝(12KO)のフェザー級サンタナ トップランクと契約

WBA世界ライトフライ級2位にランクされるアルビン・ホン・パシオネス(フィリピン・ベトナム在住)=10戦全勝(5KO)=が、元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)らと契約する、ショーン・ギボンズのビバ・プロモーションとプロモート契約を締結。20歳、身長172センチのパシオネスは、2022年3月にベトナム・ホーチミンでプロデビュー。これまで、ベトナム、タイを主な主戦場としてきている。

昨年6月29日に初めてフィリピンのリングに登場したパシオネスは、マンダウエシティで元IBF世界ミニマム級王者レネ・マーク・クアルト(フィリピン)にダウンを与え10回判定勝ち。昨年12月26日にタイ・バンコクで行われた最新試合では、シャン・リー(中国)=9勝(4KO)3敗2分=を12回判定で破り、保持するWBAアジア同級王座の防衛に成功。

WBA世界同級は昨年12月19日(日本時間20日)にドミニカ、サント・ドミンゴで行われた王座決定戦で、エリック・ロサ(ドミニカ)=8戦全勝(2KO)=が、ネイダー・バルデス(メキシコ)=14勝(11KO)2敗2分=を12回判定で破り新王者となっているが、現在、同級1位は空位。

今後の指名戦スケジュールは明らかになっていないが、パシオネスと3位にランクされる帝拳ジム期待のホープ、高見亨介(帝拳)=7戦全勝(5KO)=選手が、今後も勝ち進めばロサの王座の前に立ちはだかる事になる。

13戦全勝(12KO)のフェザー級サンタナ トップランクと契約

2021年9月のデビュー以来、13戦全勝(12KO)のレコードを持つ、25歳のフェザー級ファイター、ヤン・サンタナ(ドミニカ)がトップランクと長期プロモート契約を締結。3月29日(日本時間30日)に米・ラスベガスのフォンテインブルーで開催される、ミカエラ・メイヤーvsサンディ・ライアンをメインとする、トップランク興行に出場する事が決定。

今後、トップランクはミゲール・コット・プロモーションおよびH2エンターテインメントとの共同プロモートで、サンタナを世界戦線へ押し上げて行くことになる。

ミゲール・コット・プロモーションのヘクター・H・ソト社長は、2022年にサンタナを見出して以来、 「間違いなく彼はドミニカのトッププロスペクトであり、トップランクとの提携により、サンタナはフェザー級において最も重要なプロスペクトの一人となる」と断言。

「ドミニカの伝説的なボクサーになるために必要なものをすべて持っている」というサンタナの今後に注目。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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