11月27日(日本時間28日)、米・テキサス州ヒューストンのWBA事務局からZoomを通じて行われた、WBA世界フェザー級王座決定戦。同級1位オタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)=11戦全勝(10KO)=と、同級2位レイモンド・フォード(米)=14勝(7KO)無敗1分=の入札は、ホルマトフと契約するトップランクが、31万7500ドル(約4710万円)で落札。

報酬分配は50:50で、ファイトマネーはそれぞれ15万8750ドル(約2360万円)となる。フォードのプロモーター、マッチルーム・ボクシングの提示額は、25万5555ドル(約3790万円)だった。

試合開催の候補日は、来年2月16日(日本時間17日)に米国(場所未定)、2月17日(日本時間18日)サウジアラビア・リヤドでのタイソン・フューリーvsオレクサンドル・ウシク興行、3月2日(日本時間3日)米・ニューヨーク州ヴェローナのターニング・ストーン・カジノが挙げられている。

米・フロリダ州ハリウッドに拠点を置く25歳のサウスポー、ホルマトフは、3月に英・ニューカッスルで行われた挑戦者決定戦で、33勝(5KO)無敗1分のレコードを持つトーマス・パトリック・ウォード(英)を5回TKOに破り挑戦権を獲得。

一方、24歳のサウスポー、フォードは4月に元WBO世界スーパーバンタム級王者ジェシー・マグダレノ(米)=29勝(18KO)2敗=と、空位のWBAコンチネンタル・アメリカ王座決定戦で対戦し、2度のダウンを奪い12回判定勝ちを収めている。

WBAは同級5位ビクター・モラレス(米)=19勝(9KO)無敗1分=と、同級6位ルイス・ヌニェス(ドミニカ)=19戦全勝(13KO)=による、挑戦者決定戦を指令しており、ホルマトフvsフォードの勝者は、モラレスvsヌニェス戦勝者と対戦する事になる。