広告

2月7日(日本時間8日)、英・リバプールのM&S・バンク・アリーナで開催された、クイーンズベリー・プロモーション興行のメインイベント。WBA世界フェザー級タイトルマッチ。王者ニック・ボール(英)=23勝(13KO)無敗1分=に、同級1位ブランドン・フィゲロア(米)=26勝(19KO)2敗1分=が挑んだ指名戦は、フィゲロアが12回32秒TKO勝ちで王座奪取。

初回、身長175センチのフィゲロアはサウスポースタイルでスタート。圧力を掛け左ストレート、左ボディアッパーを狙う。157センチの短身ボールはインサイドから左アッパーを突き上げた。2回、フィゲロアはオーソドックスへのスイッチも織り交ぜ、手数を増やし前進。いつものようにガチャガチャと攻め込む。ボールは離れた所から左フック、右ストレートで飛び込んだ。

Nick Ball vs. Brandon Figueroa
広告

3回、フィゲロアは接近戦で仕掛けるが、ボールは左アッパー、右ストレートで応戦。4回、フィゲロアは離れてストレート、フック。接近してアッパーを突き上げる。ボールはジャブ、ワン・ツー。序盤戦はポールが思い切って放つ左フック、右ストレートにメリハリがあり、フィゲロアの手数を上回る印象。

6回になるとフィゲロアアは距離を取り、頻繁にスイッチを繰り返しながら左右ストレートを伸ばし、ボディアッパー。しかし、回転はそれほど上がらない。ボールはインサイドからジャブを打ち、右ストレート。手数ではフィゲロアアだが、ボールの打つパンチの方が鋭い。

終盤戦に入るとフィゲロアアはギアを上げ前進。押し込んでボディ攻撃から左右ストレートを放ち、しつこくボールに迫る。ボールもジャブ、右ストレートを伸ばすが、フィゲロアの押し込みは強くやりにくそう。11回、押し込んで手数のフィゲロアに対し、ボールは下がりながらもパンチを返す。

Brandon Figueroa
広告

最終ラウンド、開始から前進したフィゲロアの左フックがカウンターで決まるとボールは前のめりにダウン。辛うじて立ち上がりスティーブ・グレイ(英)主審のカウントを聞く。ゆっくりとしたダメージ確認の後、試合は再開されたがボールのダメージは甚大で、すぐにフィゲロアの連打につかまり再びキャンバスへ落下。さすがに今度は即座にストップとなった。

広告

11回までの公式スコアはグレン・フェルドマン(米)104-103、マーカス・マクドネル(英)104-103でフィゲロアと、ジャン=ロベール・レーヌ(モナコ)107-102でボールとされていた。しかし、ボールの5ポイントリードはないだろう。

セミファイナル。WBAインターナショナル・スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦。王者でWBA世界同級8位、WBO10位にランクされるジャック・ターナー(英)=13戦全勝(12KO)=に、挑戦者フアン・カルロス・マルティネス(ニカラグア)=10勝(4KO)3敗1分=が挑んだ一戦は、ターナーが3回3分TKO勝ち。

初回、終了ゴングと同時にターナーの右ボディアッパーからの左フックが決まるとマルティネスはダウン。これまで8回戦尾経験が一度だけ、今日が初めての10回戦というマルティネスは、ただ後退するばかりで第3ラウンドが終了するとあっさりと棄権。試合にならなかった。

広告