WBA世界ライト級5位フロイド・スコフィールドvsエステウリ・スエロ 「結果」 ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行

3月16日(日本時間17日)、米・ラスベガスのザ・コスモポリタン、ザ・チェルシーで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のセミファイナル。WBAインターナショナル・ライト級タイトル戦。王者でWBA4位にランクされるフロイド・スコフィールド(米)=16戦全勝(12KO)=に、挑戦者エステウリ・スエロ(ドミニカ)=13勝(10KO)1敗=が挑んだ一戦は、スコフィールドが5回2分7秒反則勝ち。

初回。身長で上回るスエロはジャブを伸ばし、右ストレートを狙う。対するスコフィールドは低い位置から左フックを好打。早くもスエロの膝が揺れたが、バッティングでスコフィールドは右目上をカット。2回、スコフィールドはサウスポーにスイッチ。スエロは抱え上げ行為で減点1。

3回以降、スエロはロングレンジからジャブを多用し、右ストレート。スイッチを繰り返すスコフィールドは、切れのある左フックを放ち飛び込むが、接近戦では両者噛み合わない。4回、スエロがスコフィールドを抱え上げ突き落すと、またもや減点。荒れた様相を呈した試合は、第5ラウンド、スエロの右アッパーがローブローとなると、ついに反則負けが宣告された。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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