3月30日(日本時間31日)、米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催された、WBA世界ミドル級指名戦。王者エリスランディ・ララ(キューバ)=29勝(17KO)3敗3分=に、同級1位マイケル・ゼラファ(オーストラリア)=31勝(19KO)4敗=が挑んだ一戦は、ララが2回2分59秒KO勝ち。
ララは約1年10ヶ月振り、ゼラファは約1年4ヶ月振りとなる試合。ゼラファのセコンドにはノニト・ドネア夫妻が付いた。サウスポーの技巧派ララはゆったり構えジャブから左ストレートを狙う。ゼラファは持ち前のスピードを活かしたボクシングで活路を見出したいが、勝負はあっけなかった。
第2ラウンド、ララの絶妙なワン・ツーでゼラファはダウン。何とか立ち上がったが、足元はふらつき試合続行は不可能。4月には41歳となるララが、ブランクを感じさせないボクシングで指名挑戦者を撃退した。