WBC12位 堤 駿斗vsWBA15位ルイス・モンシオン・ベンチャーラ 「結果」 フェザー級10回戦

12月31日、東京・大田区総合体育館で行なわれたフェザー級10回戦。東洋太平洋同級王者で、WBC世界同級12位の 堤 駿斗(志成)=3戦全勝=選手と、WBA世界同級15位ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ)=11戦全勝(9KO)=の一戦は、堤選手が3回2分14秒TKO勝ち。

初回、堤選手は左ジャブから、右アッパー、左ボディでベンチャーラに迫り、ベンチャーラは早くも鼻から出血。第2ラウンドは接近戦となり、ベンチャーラも左ボディで堤選手に迫ったが、堤選手はタイミングよく右アッパー、左ボディを決め優勢。

続く第3ラウンド、堤選手の左フックでベンチャーラはダウン。立ち上がり再開に応じたベンチャーラだが、堤選手の左ボディから右フックで2度目のダウンを喫すると、ノーカウントで試合はストップされた。堤選手の快勝。ベンチャーラはこれまで8回戦の経験が一度だけで、これまでの対戦相手の質を見ても、なぜ世界ランクに入っているのか疑問に感じる選手で、堤選手の実力は疑いない所ですが、世界王座への接近は今後のマッチメイクに期待がかかる。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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