WBO世界フライ級5位、WBC6位、IBF14位リチャード・サンドバル(米)=24勝(17KO)2敗=と、元WBO世界ライトフライ級王者でWBO世界同級5位、WBA7位にランクされるアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)=24勝(22KO)4敗=が、空位のWBCシルバー・フライ級を賭けて対戦。

試合は7月6日(日本時間7日)に米・カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリナーで開催される、WBA、WBC、IBF世界ライト級1位、WBO2位ウィリアム・セペダ(メキシコ)=30戦全勝(26KO)=と、WBC8位、WBA10位ジョバンニ・カブレラ(米)=22勝(7KO)1敗=の対戦をメインとする、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行で行われる。

サンドバルは3月30日(日本時間31日)に米・カリフォルニア州イングルウッドのユーチューブ・シアターで開催された、GBP興行に出場。元世界挑戦者カルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)=38勝(22KO)13敗1分1NC=との10回戦で、8回終了KO(カリフォルニア州ルール)勝利を飾っている。

一方のアコスタは昨年8月26日(日本時間27日)にプエルトリコ・サンファンのロベルト・クレメンテ・コロシアムで、同じくブイトラゴと対戦し10回判定勝ちを収め、空位のWBOインターナショナル・ライトフライ級王座を獲得して以来の試合となる。

サンドバルvsアコスタの勝者は、WBCランキング上位に進出する事が予想される。好戦的対応同士の戦いは、激しい打撃戦となりそう。

寺地拳四朗vsクリストファー・ロサレス WBC世界フライ級王座決定戦

フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)の王座返上により空位となっている、WBC世界フライ級王座の決定戦は、WBC世界ライトフライ級&WBAスーパー(統一)王者の寺地拳四朗(BMB)=23勝(14KO)1敗=選手が出場する事を、WBCのマウリシオ・スライマン会長が明らかにしていたが、対戦相手は現在同級3位にランクされる元王者クリストファー・ロサレス(ニカラグア)=37勝(22KO)6敗=となる。

早くから寺地選手が王座を争う事になるのはロサレスになると見られていたが、ロサレスの地元ニカラグアのメディアは、10月に日本でロサレスが寺地選手とのWBC世界フライ級王座決定戦に出場する事を報道。

ロサレスは4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=61勝(39KO)2敗2分=が、ハイメ・ムンギア(メキシコ)=43勝(34KO)1敗=と戦う前のトレーニング・キャンプに参加。カネロのマネジャー&トレーナーのエディ・レイノソの指導を受け、世界王座奪還へ向けトレーニングを継続している。正式決定が待たれます。