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WBC世界ライト級暫定王座決定戦。同級1位リカルド・ヌニェス(パナマ)=26勝(22KO)6敗1分=と、同級3位ハディエル・エレーラ(キューバ)=17戦全勝(15KO)=の一戦は、来年1月10日(日本時間11日)にドイツ・オーバーハウゼンのケーニッヒ・ピルスナー・アリーナで開催される、クイーンズベリー・プロモーション興行で行われる事が決定。

同日のメインは2月22日(日本時間23日)にサウジアラビア・リヤドで、チャン・ツィーレイ(中国)=27勝(22KO)3敗1分=を6回KOで破り、WBC世界ヘビー級暫定王者となったアジット・カバイエル(ドイツ)=26戦全勝(18KO)=が、現在、同級20位にランクされるダミアン・クニバ(ポーランド)=17戦全勝(11KO)=を挑戦者に迎え行われる凱旋初防衛戦。

ヌニェスvsエレーラは12月初旬にタイで開催されたWBC総会で暫定王座決定戦として承認されたが、その4日後、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量で、挑戦者の前フェザー級王者スティーブン・フルトン(米)=23勝(8KO)2敗=が、リミット2ポンド超過で計量失格すると状況は一変。

王者のオシャキー・フォスター(米)=24勝(12KO)3敗=は、130ポンドのリミットで計量をクリアしていたが、WBCはフルトンをサポートするプレミア・ボクシング・チャンピオンズを代表するTGBプロモーションからの、試合をライト級暫定王座決定戦とする承認要請を、僅か数時間のうちに受け入れ、ライト級で戦った事がない同士の暫定王座決定戦は、12月6日(日本時間7日)に米・テキサス州サンアントニオ行われた。

試合はフォスターがフルトンをスピードとテクニックで圧倒。新王者となったが、その後、王座を返上。ヌニェスvsエレーラは何事もなかったかのように行われる事になった。

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