WBC最新ランキングで前WBA世界ライトフライ級王者高見亨介(帝拳)=10勝(8KO)1敗=選手がフライ級2位にランクイン。最初発表されたランキングでは、高見選手がライトフライ級2位。3月15日に横浜BUNTAIで、ライトフライ級王者タンマヌーン・ニヨムトロン/ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)=29勝(11KO)1敗=への挑戦が決っている岩田翔吉(帝拳)=15勝(9KO)2敗=選手が、フライ級3位とされていた。

しかし、これは間違いで高見選手がフライ級2位。岩田選手はライトフライ級2位へと訂正された。高見選手と岩田選手のランキングミスは最初の発表の時から明かだったが、前回フライ級2位から階級を上げスーパーフライ級5位にランクされた元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)=22勝(12KO)3敗1分=選手も、間違いではないかと見る向きもあったが、これは訂正されていない。

昨年12月17日に東京・両国国技館で行われた、WBO世界ライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=15勝(9KO)4敗=との王座統一戦で、スプリットの判定を失う事になり惜敗した高見選手は、フライ級に階級を上げWBAで1位、WBCで2位となった事で、WBA&WBC王者リカルド・サンドバル(米)=27勝(18KO)2敗=との距離は急接近。

WBC1位にランクされるフランシスコ・”チワワ”・ロドリゲスJr(メキシコ)=40勝(27KO)6敗1分2NC=は、昨年6月に英・バーミンガムで行われた暫定王者ガラル・ヤファイ(英)=9勝(7KO)1NC=戦で、VADAによるドーピング検査で、興奮剤ヘプタミノールの陽性反応が検出され、WBCは判定勝利の結果を覆しノーコンテストに変更。

Francisco Chihuas Rodriguez Jr

しかし、ロドリゲスJrは2024年12月に、米・テキサス州サンアントニオで行われた、ホスエ・モラレス(メキシコ)=31勝(13KO)17敗4分1NC=戦でも、薬物検査で大麻成分が検出された事で試合結果はノーコンテストとされており、2戦連続で薬物検査陽性となりながらも、WBCはNO.1コンテンダーとして優遇。

ランキング維持を狙うロドリゲスJrは、昨年10月25日(日本時間26日)にメキシコ・グアダルーペで、約6年7ヶ月ぶりにリングに上がったヘスス・ファロ(メキシコ)=17勝(12KO)13敗=に2回TKO勝ちしたが、前日計量では119ポンドを記録。

さすがにWBCもまずいと思ったのか、次戦の前日計量でフライ級リミットを超えてはならない事をロドリゲスJrに対し義務付け、フライ級リミットオーバーで試合を行った場合は、スーパーフライ級へランク替えする事を決定。

昨年12月に発表されていた1月31日(日本時間2月1日)に行うとしていたロドリゲスJrの次戦(対戦相手未定)は行われていない。ロドリゲスJrがフライ級ランキングから外れる可能性は限りなく高く、高見選手が上昇するものと思われる。