12月16日(日本時間17日)、ドイツ・カールスルーエのクリスマスサーカスで開催された、WBC女子世界ライトフライ級&WBA女子同級スーパー王座戦。王者ジェシカ・ネリ・プラタ(メキシコ)=29勝(3KO)2敗=に、WBC2位サラ・ボルマン(ドイツ)=17戦全勝(7KO)=が挑んだ一戦は、プラタが判定勝ち。
試合は背を丸め前かがみで左を付き前進するボルマンを、プラタが下がりながらも左ボディ、右ストレートで迎撃。中盤は互いにボディを叩き合い、激しい打撃戦が展開されたが、終盤、サウスポーへのスイッチを織り交ぜたプラタは、左を上下に打ち込み、右アッパーをヒット。
地元のボルマンは最後まで喰い下がったが、攻撃が単調となり、プラタの的確なボディ打ちとカウンターの前に一歩及ばなかった。スコアは97-92、96-93プラタと、95-94ボルマンのスプリット(9回終了後の加撃でプラタは減点1)。