WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン 「対戦呼びかけ!」 vsエマヌエル・ナバレッテ WBO世界スーパーフェザー級王者

WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=21戦全勝(10KO)=が、WBO世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=38勝(31KO)1敗1分=に対し、対戦を強く呼びかけ。両選手は昨年11月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスのTーモバイル・アリーナで開催されたトップランク興行に同時出場。スティーブンソンは、WBC世界ライト級王座決定戦でエドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ)=16勝(14KO)2敗=を12回判定で破り、3階級制覇を達成。

ナバレッテはロブソン・コンセイサン(ブラジル)=17勝(8KO)2敗1分1NC=の挑戦を受け、2度のダウンを奪うも12回引き分けで、辛くも2度目の防衛に成功した。しかし、この興行開催前からスティーブンソンは、ライト級王座獲得後に、「132ポンドのキャッチウェイトで戦いたいと」、ナバレッテとの対戦に興味を示していた。

スティーブンソンが希望していた、もう一人の対戦相手候補WBC世界ライト級1位のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=17勝(11KO)3敗=は、ジョージ・カンボソスJr(豪)=21勝(10KO)2敗=と、空位のIBF王座を賭けて、4月にオーストラリアで戦う事になり、対戦実現は先延ばし。

ランカー群では、ゴールデン・ボーイ・プロモーションと契約するWBC2位ウィリアム・セペダ(メキシコ)=29戦全勝(25KO)=が、対戦を迫っている。トップランクも以前から2024年度中のスティーブンソンvsナバレッテの開催を視野に入れており、「アメリカ対メキシコのビッグファイトを実現させよう。私は楽な道を選ぶつもりはない」というスティーブンソンの呼びかけに、3階級制覇王者ナバレッテがどう応じるのか楽しみです。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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