8月24日(日本時間25日)、メキシコシティのメキシコシティ・アリーナで開催された、サンフェル・プロモーション&メイウェザー・プロモーション興行で行われた、WBCシルバー・スーパーバンタム級タイトルマッチ。王者でWBC1位にランクされるデビッド・ピカソ(メキシコ)=28勝(16KO)無敗1分=に、昨年2月にルイス・ネリ(メキシコ)との指名挑戦者決定戦で激戦の末に11回KOで敗れたアザト・ホフハニシャン(アルメニア)=21勝(17KO)4敗=が挑んだ12回戦は、ピカソが判定勝ち。

36歳のベテラン、ホフハニシャンはネリとの激闘に敗れて以来、約1年6ヶ月ぶりの再起戦。激しいペース争いが繰り広げられた試合は、積極的に仕掛けた24歳のピカソが、ベテランの技巧に手を焼きながらも、エネルギッシュな戦いで押し切り、世界1位の座を護った。スコアは120-108、118-110、118-110。

15戦全勝(14KO9のレコードを持つ、ルイス・ロドリゲス(メキシコ)と、セザール・エスピノサ(メキシコ)=16勝(11KO)1敗1分=のスーパーバンタム級10回戦は、エスピノサが判定勝ち。スコアは98-92、97-94、95-95の2-0。