WBO世界フェザー級戦 「結果」 ロベイシ・ラミレスvs21戦全勝(18KO)ラファエル・エスピノサ

12月9日(日本時間10日)、米・フロリダ州ペンブロークパインズのチャールズ・F・ドッジ・シティ・センターで開催された、トップランク興行のメイン。WBO世界フェザー級タイトルマッチ。王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)1敗=に、同級10位ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=21戦全勝(18KO)=が挑んだ一戦は、エスピノサが判定勝ちで新王者。スコアは115-111、114-112、113-113の2-0。

サウスポー、ラミレスと、185センチの長身エスピノサの対戦は、ラミレスが横に動きながら強打を打ち込む機会を狙い、高いKO率を誇るエスピノサが連打で追いかけるスタートから大激戦に。5回、エスピノサは右アッパーを好打したが、ラウンド終盤、ラミレスの右フックでダウン。

7回、8回と攻勢を取ったラミレスはリードを広げたが、エスピノサは終盤戦踏ん張り猛反撃。愚直に前進しコンパクトな連打で迫るエスピノサの前に、ラミレスは最終ラウンド終了間際、痛恨のダウン。エスピノサが大逆転で王座奪取に成功した。

セミファイナルのNABFスーパーウェルター級戦。王者でWBO2位、WBC、IBF14位ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)=17戦全勝(11KO)=に、挑戦者ホルヘ・フォルテア(スペイン)=24勝(9KO)3敗1分=が挑んだ一戦は、ザヤスが5回TKO勝ち。初回終了間際、左ボディでダウンを奪ったザヤスは、自在にフォルテアを攻め、迎えた第5ラウンド、連打からの左ボディでフィニッシュ。

 

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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