広告
世界ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=23戦全勝(14KO)=が、保持するWBO王座を正式に返上した事をWBOのグスタボ・オリビエリ会長が発表。空位となった王座には暫定王者のファビオ・ウォードリー(英)=20勝(19KO)無敗1分=が昇格した。
元WBC世界ヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイト(英)=31勝(21KO)4敗=によりマネージメントされるウォードリーは、今年からフランク・ウォーレンのクイーンズベリー・プロモーションによりプロモートされている。
6月7日(日本時間8日)にウォードリーの地元、英・イプスウィッチで行われたWBA世界同級暫定王座決定戦では、9回までジャスティス・フニ(オーストラリア)=12勝(7KO)1敗=にリードを許しながら、第10ラウンド、起死回生の右カウンターを決め1分42秒逆転KO勝ち。
10月25日(日本時間26日)に英・ロンドンのO2・アリーナで行われた、ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)=36勝(24KO)4敗=戦では、10回までリードを許しながら11回1分54秒逆転TKO勝ちで、WBO暫定王座を奪取。右カウンターの威力もさることながら、運の強さも見せつけた。
広告
