Categories: SUMIO・レポート

【Photo】 ナバレッテvsバルデス WBO世界スーパーフェザー級戦

WBO世界スーパーフェザー級戦。王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)=37勝(31KO)1敗=vs同級1位オスカル・バルデス(メキシコ)=31勝(23KO)1敗=。8月12日(日本時間13日)、米・アリゾナ州グレンデール、デザート・ダイヤモンド・アリーナ。3階級制覇王者のナバレッテに、元2階級制覇王者バルデスが挑んだメキシカン同士のライバル対決は、ナバレッテの先制攻撃で幕開け。バルデスは中盤、得意の左フックを打ち込み、互いのプライドを賭けた激しい戦いが繰り広げられた。

終盤戦になってもナバレッテの動きは衰えず、旺盛な手数で、右目が塞がったバルデスに襲い掛かる。一発逆転を狙ったバルデスだが、最終回もナバレッテの集中打の前に果たせず試合終了。公式スコアはリサ・ジアンパ(米)119-109、クリス・ウィルソン(米)118-110、ザカリー・ヤング(米)116-112で、いずれもナバレッテ。

初防衛に成功したナバレッテは、メキシコが生んだ名王者エリック・モラレス、マルコ・アントニオ・バレラの祝福を受けた。試合後、2月の王座決定戦でナバレッテからダウンを奪いながら9回TKOに退いたリアム・ウィルソン(豪)=11勝(7KO)2敗=が再戦を希望。また、次戦がWBC世界ライト級王座決定戦となるシャクール・スティーブンソン(米)が、王座獲得後、132ポンドのキャッチウェイトで戦いたいと、ナバレッテに興味を示している。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

This website uses cookies.