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【Photo】 阿部麗也 11年目の世界初挑戦! vsルイス・アルベルト・ロペス IBF世界フェザー級戦

IBF世界フェザー級タイトルマッチ。王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=29勝(16KO)2敗=vs同級1位阿部麗也(KG大和)=25勝(10KO)3敗1分=。3月2日(日本時間3日)、米・ニューヨーク州ヴェローナ、ターニング・ストーン・リゾート&カジノ。阿部選手はフィットネス会員から始めたボクシングで、プロ11年目の世界初挑戦。大手自動車部品メーカー「プレス工業」の工場に勤務するサラリーマンボクサーが、夢の実現にチャレンジした。

試合開始。青コーナー下でKG大和ジム片渕剛太会長が愛弟子の戦いを見つめる。

ロペスはいきなりビッグパンチを振るって阿部選手に襲い掛かった。

2回、出てくるロペスに対し阿部選手も左を合わせる。

ロペスのいきなりの左フックで、阿部選手の右目下が大きく腫れあがり、右目が塞がった。

3回開始後、ドクターチェックが入る。

4回開始後もすぐにドクターチェック。

余裕を持ったロペスは強打を振って前進するが、阿部選手も隙を見て反撃。

ロペスは左ジャブ、フックを多用し阿部選手に迫る。

挑戦者コーナーは、あわただしいコーナーチェックにもめげず、冷静に阿部選手に勝つ為の指示を与え続けた。

阿部選手、必死の反撃。

ロペスは圧力を強め攻勢に出た。

8回、ロペスは勝負を決めようと出て来た。

阿部選手は決定打を貰った訳ではないが。マーク・ネルソン(米)主審は試合をストップ。TKOタイム8回39秒。

IBF立会人は元ニューヨーク州コミッション所属のメルビナ・レイサン(米)。

3度目の防衛を果たしたロペスは、「僕の目標は世界王座を統一する事だ」とアピール。次戦は統一戦が実現しなければ、3月29日(日本時間30日)に米・アリゾナ州グレンデールで行われる、元WBO、WBC王者オスカル・バルデス(メキシコ)=31勝(23KO)2敗=と、WBO世界スーパーフェザー級2位リアム・ウィイルソン(オーストラリア)=13勝(7KO)2敗=戦の勝者と対戦する意向を示し、スーパーフェザー級転向も視野に入れている。

boxing master

金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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