9月18日、東京・有明アリーナ。57.79kg契約8回戦。日本スーパーバンタム級14位那須川天心((帝拳・55.7キロ)=1勝無敗=vsメキシコ・バンタム級王者ルイス・グスマン(メキシコ・55.4キロ)=10勝(6KO)2敗=。プロボクシング転向第2戦、ダブル世界戦興行のセミファイナルに登場した那須川選手は、KO勝利が期待された。
初回、左ストレートのカウンターでダウンを奪った那須川選手は、その後もグスマンを圧倒。戦前、自ら宣言していたKOを狙ったが、最期までグスマンの抵抗を許し、最終ラウンド終了ゴングを聞いた。判定は80‐70×3の大差で那須川選手。
試合後、那須川選手は第4ラウンドで左拳を痛め、左手手根(しゅこん)不安定症と診断され、全治に3~4週間かかる事を所属の帝拳ジムが発表。練習再開は1ヶ月後の予定で、次戦は来年1月に「首都圏以外」の会場で予定されている。今後のステップアップに注目。