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岩田翔吉 豪快TKO勝利で世界王座獲得 早大出身初 WBO世界ライトフライ級王座決定戦

WBO世界ライトフライ級王座決定戦。同級1位岩田翔吉(帝拳)=12勝(9KO)1敗=vs同級2位ジャイロ・ノリエガ(スペイン)=14戦全勝(3KO)=。10月13日、東京・有明アリーナ。「PRIME VIDEO BOXING 10」。

試合はノリエガがジャブを軸に好スタート。思い切った左アッパーを決め、岩田選手をたじろがせた。しかし、2回には岩田選手のジャブでノリエガの右目下が早くも腫れだした。

岩田選手の右に対し、ノリエガも思い切ったパンチを返す。

3回、岩田選手の豪快な右アッパーが決まると、ノリエガはよろめき続く右でダウン。

再開に応じたノリエガだが、ダメージは明白で、岩田選手はすかさず追撃。右ボディから左フックを決めるとノリエガは再びキャンバスへ落下。ラウル・カイズJr(米)主審は即座に試合をストプした。TKOタイム3回3分。

念願の世界王座を獲得した岩田選手は、「今日、勝てなければ最後のつもりでリングに上がった」と、顔をほころばせた。早稲田大学出身者として、初の世界王者となった事に付いては、「自分が勝って歴史に名を刻みたかった」と胸を張った。

新王者岩田選手への次期指名挑戦者を決める決定戦は、10月30日(日本時間31日)にプエルトリコ・ウマカオのマルセロ・トルヒーヨ・コロシアムで、元WBO世界同級暫定王者で、現在、同級8位にランクされるレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=12勝(9KO)4敗=と、同級13位アザエル・ビジャール(パナマ)=21勝(15KO)3敗4分=により行われる事が決まっている。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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