ゴールデン・ボーイ・プロモーションは、2月15日(日本時間16日)に米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで、元WBC世界スーパーライト級王者で、WBO世界同級11位にランクされるレジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)3敗=と、WBA世界同級9位オスカー・ドゥアルテ(米)=28勝(22KO)2敗1分=の対戦をメインイベントとする興行の開催を発表。

ゴールデン・ボーイ・プロモーションと契約する28歳のドゥアルテは、元世界王者との対戦決定に対し、これまでにないやる気を見せている。

「世界チャンピオンに2度輝いたことのあるボクサーと対戦できるこの素晴らしい機会に、とても幸せでやる気が出てきました。レジス・プログレと対戦することは、僕にとって大きな意味がある。なぜなら、彼は確立されたハイレベルのファイターであり、もしこの試合に勝つことができれば、僕のキャリアにおいて非常に重要なステップとなるからだ。 この試合に勝てば、私のキャリアにとって非常に重要なステップとなる」

「プログレイスはハードヒットを放ち、ノックアウトされたことがない。 彼を倒すためには、私は素晴らしいファイトをし、非常にインテリジェンスでなければならないだろう。”ゴールデン・ボーイ、特にオスカー・デラホーヤとエリック・ゴメスに感謝したい。DAZNで放送されるこのカードに主演するという素晴らしい機会を与えてくれたことに!」

ドゥアルテは、2023年12月2日(日本時間3日)に米・テキサス州ヒューストンで、11連続KOの勢いを駆ってライアン・ガルシア(米)=24勝(20KO)1敗1NC=と、143ポンド契約12回戦で対戦し、善戦しながらも8回2分51秒KO負け。

しかし、昨年4月27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナで、元IBF世界スーパーフェザー級、WBC世界ライト級暫定王者のジョセフ・ディアスJr(米)=33勝(15KO)5敗1分=を9回KOで破り再起に成功。

昨年11月16日(日本時間17日)には、サウジアラビア・リヤドのザ・ヴィニューで開催された、”リヤド・シーズン”・Latino Nightで、世界戦経験のあるバティル・アフメドフ(ウズベキスタン)=10勝(9KO)4敗=を10回判定で破り、再び上昇ムードにある。

プログレイスは2023年5月にエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと、3試合のプロモート契約を締結し、自らルーガルー・プロモーションを設立。マッチルームと共同で、自らの試合をプロモートし随分稼いだが、2023年12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われた、デビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)無敗1NC=戦で敗れ、世界王座から陥落。

昨年10月26日(日本時間27日)に英・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで行われた再起戦では、WBO2位、WBC&IBF3位、WBA7位のジャック・カテロール(英)=30勝(13KO)1敗=に2度のダウンを奪われ判定負けと、強豪相手に連敗中。

「こんなに早くリングに戻って好きなことができることに興奮している。 活動休止はファイターの死だと理解している。 キャリアの現時点では、もっとアクティブになりたいし、そうする必要がある。この試合は花火のような試合になると思う。 相手は強く、タフで、ハングリーなファイター。 この試合に興奮しているし、来月が楽しみだ」

ドゥアルテとの対戦が決定したプログレイスは以上のように語り、ここでつまずく気はさらさらない。世界スーパーライト級戦線の新旧交代を狙ったこのカード。果たして勝者は?。