フランク・ウォーレンのクイーンズベリー・プロモーションと契約する、ライト級のセンセーション。WBC世界ライト級12位、WBA14位、IBF15位にランクされる、身長180センチのサウスポー、22歳のハディエル・エレーラ(キューバ)=16戦全勝(14KO)=は、3月15日(日本時間3月16日)に英・リバプールのM&Sバンク・アリーナで開催される、WBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英)=21勝(12KO)無敗1分=に、元IBF世界スーパーバンタム級王者で同級7位のTJ・ドヘニー(アイルランド)=26勝(20KO)5敗=が挑むタイトル戦をメインとする興行に出場。ホセ・マシアス・エンリケス(メキシコ)=21勝(8KO)3敗2分=とグローブを交える。
UAE・ドバイに住むヘレーラは、2021年7月のプロ入り以来、恵まれた体格を生かしたスピード・ボクシングで連戦連勝。昨年10月5日(日本時間6日)に英・リバプールのM&Sバンク・アリーナで行われた最新試合では、オリバー・フローレス(ニカラグア)=31勝(20KO)6敗1分=から、第3ラウンドに左ボディでダウンを奪いTKO勝ち。順調に世界タイトルに接近中で、今年は世界上位に食い込んで来るだろう。
WBC世界クルーザー級指名戦 入札・結果
2月5日(日本時間6日)に開催された、WBC世界クルーザー級王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)=28勝(17KO)3敗3分=と、同級1位ライアン・ロジツキ(カナダ)=20勝(19KO)1敗1分=の指名戦入札は、ロジツキのプロモーターであるスリー・ライオンズ・プロモーションが、単独の32万ドル(約4870万円)で落札に成功。試合は4月にカナダでの開催が予定されている。
3/1 マティアスvsバレンズエラ 決定! IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦
IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦。同級3位スプリエル・マティアス(プエルトリコ)=21勝(21KO)2敗=と、同級4位ガブリエル・バレンズエラ(メキシコ)=30勝(17KO)3敗1分=の一戦は、3月1日(日本時間2日)にプエルトリコ・ファハルドで開催される、DAZN放映のサリタ・プロモーション&フレッシュ・プロダクション共催興行で行われる事が決定。勝者は同級王者リチャードソン・ヒッチンズ(米)=19戦全勝(7KO)=への挑戦権を獲得する。
4/5 アリムカヌウェvsンガミセンゲ WBO&IBF世界ミドル級戦
WBO&IBF世界ミドル級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=16戦全勝(11KO)=の次戦は、4月5日(日本時間6日)に母国カザフスタン・アスタナのバリス・アリーナで行われる事が決定。挑戦者はIBF世界同級7位にランクされるアナウエル・ンガミセンゲ(フランス)=14戦全勝(9KO)=で、試合の模様はESPN+により生配信される。
また、IBFが指令している世界ミドル級挑戦者決定戦。同級2位エティノサ・オリハ(イタリア)=21戦全勝(9KO)=と、同級5位キローン・デイビス(米)=19勝(6KO)3敗1分=の一戦は、オリハ擁するドイツのAGONスポーツが、デイビスをプロモートするPBCを主導するトム・ブラウンのTGBプロモーションとの間で、対戦同意に達した事を発表。試合は4月にイタリアでの開催が予定されている。
2/15 プログレイス負傷欠場! ドゥアルテvsマドゥエノ
2月15日(日本時間16日)に米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで開催される、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのメインイベントで、WBA世界スーパーライト級9位オスカー・ドゥアルテ(米)=28勝(22KO)2敗1分=と対戦が決まっていた、元WBC世界スーパーライト級王者で、WBO世界同級11位にランクされるレジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)3敗=が負傷欠場。
ドゥアルテはプログレイスに代わって、元世界ランカーのミゲル・マドゥエノ(メキシコ)=31勝(28KO)3敗=と対戦する事が決定。、マドゥエノは昨年7月6日(日本時間7日)に米・ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで、キーショーン・デービス(米)=12勝(8KO)無敗1NC=に、10回判定負けを喫して以来の再起戦となる。