WBC&WBO世界スーパーウェルター級王者セバスチャン・フンドラ(米)=22勝(14KO)1敗1分=の実妹で、女子世界フライ級4団体統一王者のガブリエラ・フンドラ(米)=15戦全勝(7KO)=の次戦は、4月19日(日本時間20日)に米・カリフォルニア州オーシャンサイドのフロントウェーブ・アリーナで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベントで、IBF世界同級1位マリリン・バディロ(メキシコ)=19勝(3KO)無敗1分=を挑戦者に迎え行われる事が決定。

22歳のフンドラは、昨年11月2日(日本時間3日)に米・ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガス、ザ・シアターで行われた、WBA、WBC、WBO女子世界同級王者ガブリエラ・アラニス(アルゼンチン)=16勝(6KO)2敗=との4団体王座統一戦で、痛烈な7回1分40秒TKO勝ちを収め、世界最年少での4団体王座統一に成功。

 「私にとって初めてのメインイベントで、チーム・フンドラがベストを尽くす努力を世界に見せるのが待ちきれない」(フンドラ)

対する25歳のバディロは、「米国デビューを果たし、女子ボクシング界に波風を立てることに興奮しています」とコメント。初の世界挑戦にやる気を見せている。

セミファイナルには、WBO世界スーパーウェルター級2位、WBC3位、IBF14位チャールズ・コンウェル (米)=21戦全勝(16KO)=が出場。WBO世界同級3位、WBC10位、IBF11位にランクされるホルヘ・ガルシア・ペレス(メキシコ)=32勝(26KO)4敗=とグローブを交える。

WBO世界同級は王者フンドラに対し、WBOが同級1位ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)=21戦全勝(13KO)=との指名戦を指令。コンウェルvsぺレスの勝者は、次の指名挑戦者となる可能性が高い。

コンウェルは昨年12月14日(日本時間15日)に米・カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・センターで、20戦全勝(13KO)のレコードを持つ、ジェラルド・ルイス・ベルガラ(アルゼンチン)と対戦。無敗のサウスポー、ベルガラに地力の差を見せつけ、7回2分51秒KO勝ちを収めている。

一方、昨年IBO世界同級王座を獲得(後返上)したぺレスも、現在7連勝(5KO)中と勢いに乗っており、好勝負が期待される。