WBO世界スーパーライト級6位、IBF7位のリチャード・ヒッチンズ(米)=16戦全勝(7KO)=は、9月23日(日本時間24日)に米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催されるマッチルーム・ボクシング興行で、WBC6位ホセ・セペダ(米)=36勝(27KO)3敗2NC=と対戦。試合はヒッチンズの持つIBF北米王座と、空位のWBCシルバー王座決定戦として行われる。同日は共同メインでWBC、WBA女子世界ウェルター級王者ジェシカ・マカスキル(米)=12勝(5KO)3敗=と、WBO王者サンディ・ライアン(英)=6勝(2KO)1敗=による王座統一戦も開催。放映はDAZN。

ヒッチンズは7月に元ランカーのモンタナ・ラブ(米)=18勝(9KO)1敗1分=と対戦が決まっていたが、ラブの負傷により試合はキャンセル。今年2月来のリング登場となる。サウスポーのセペダは昨年11月にレジス・プログレイス(米)とのWBC世界王座決定戦で11回KO負けを喫しているが、試合の興行権が240万ドル(約3億4970万円)で落札されたことで話題になった。また、2019年2月のホセ・カルロス・ラミレス(米)の持っていたWBC王座への挑戦試合では、0-2判定負けと大いに善戦。

ラミレス戦後、セペダはラミレスのマネジャー、リック・ミリジアンとマネージメント契約を締結。ミリジアンはセペダがマッチルーム・ボクシングと複数試合の契約を結んでいる事を明らかにしている。25歳のヒッチンズがさらに上のステージに進むには、34歳のベテラン、セペダの壁を越えなければならないが、試合内容も問われる事になる。