4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=30戦全勝(27KO)=選手が、9月14日に名古屋のIGアリーナで、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=14勝(11KO)1敗=と対戦する事が正式発表。試合の模様はNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」で独占無料生配信される。
井上選手が国内・関東圏以外で試合をするのは初めてで、最大収容人員1万7千人のIGアリーナは今月13日初日の大相撲名古屋場所がこけら落としとなり、井上選手の世界戦が初めてのボクシング興行開催。
9月13日正午からIGアリーナのサブアリーナで行われる前日計量と、「翌日見どころトークショー」は有料で一般公開される。全席指定(5500円)で、購入は上限4枚。前日計量は興行出場全選手、トークショーには大橋ジムの大橋秀行会長と元世界3階級制覇の八重樫東トレーナーらが出席を予定。
井上選手は男子プロボクサー史上最多記録を更新する5度目の4団体王座同時防衛戦となり、勝てば世界戦26連勝で、ジョー・ルイス(米)とフロイド・メイウェザー(米)が持つ世界戦連勝記録に並ぶ、快挙達成となる。まさか日本人選手がここまで来るとは思いませんでしたが、井上選手の歴史的勝利を期待。

セミファイナルにはWBO世界バンタム級王者武居由樹(大橋)=11戦全勝(9KO)=選手が登場。5月28日に横浜BUNTAIでユッタポン・トンデイ(タイ)=15戦全勝(9KO)=を初回僅か2分7秒TKOで破り2度目の防衛に成功した勢いで、同級1位クリスチャン・メディナ(メキシコ)=25勝(18KO)4敗=との指名防衛に臨む。
WBA世界ミニマム級レギュラー王座決定戦。同級1位高田勇仁(ライオンズ)=16勝(6KO)8敗3分=選手と、同級2位松本流星(帝拳)=6戦全勝(4KO)=選手の一戦も組み込まれた。