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前IBF世界ヘビー級王者で同級5位にランクされるダニエル・デュボア(英)=22勝(21KO)3敗=は、IBFから指令を受けた同級4位フランク・サンチェス(キューバ)=25勝(18KO)1敗=との挑戦者決定戦への出場を辞退。1週間延期され、本日行われる予定だった入札はキャンセルされた。
デュボアの方向転換の裏には、4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=23戦全勝(14KO)=のWBO王座返上により、暫定王者から正規王者へ昇格したファビオ・ウォードリー(英)=20勝(19KO)無敗1分=との対戦が見え隠れする。
デュボアとウォ―ドリーの両者は、同じフランク・ウォーレンのクイーンズベリー・プロモーションによりプロモートされており、対戦への障害はない。また、WBOがウォ―ドリーに対し、1位のモーゼス・イタウマ(英)=13戦全勝(11KO)=との対戦を指令しても、イタウマもウォーレン傘下にあり対戦は容易で、三つ巴の様相も呈する。
しかし、イタウマは来年1月24日(日本時間25日)に英・マンチェスターで、元世界ランカーのジャーメイン・フランクリン(米)=24勝(15KO)2敗=との対戦が決まっており、ウォ―ドリーvsデュボアが優先される可能性は高い。
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