12月12日(日本時間13日)にUAE・ドバイのデューティーフリー・テニス・スタジアムで開催される、WBA世界ヘビー級レギュラー王者クラフト・プーレフ(ブルガリア)=32勝(14KO)3敗=に、元WBA、IBF世界クルーザー級王者で同級12位のムラト・ガシエフ(アルメニア)=31勝(24KO)2敗1NC=が挑むタイトル戦をメインとする、IBA & エピック・スポーツ・アンド・エンターテインメント興行で、WBA世界ライト級、スーパーライト級の挑戦者決定戦が行われる事が正式発表。
ライト級は4位バホドゥル・ウスモノフ(タジキスタン)=11戦全勝(5KO)=と、同級7位マキシ・ヒューズ(英)=29勝(6KO)7敗2分=が対戦。同級レギュラー王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=は、暴行容疑で告発された事を受け、11月14日(日本時間15日)に米・フロリダ州マイアミで決まっていた、ジェイク・ポール(米)=12勝(7KO)1敗=とのエキシビションマッチをキャンセル。
デービスは7月にも暴行とDV容疑で逮捕され(後不起訴)、8月16日(日本時間17日)に米・ラスベガスで対戦が内定していた、ラモント・ローチ(米)=25勝(10KO)1敗2分=との再戦が中止となっており、度重なる暴行容疑でこの先の試合予定が立たず、暫定王座が設けられる可能性が強いと見られている。
スーパーライト級は同級2位ルーベン・ネストル・ネリ・ムニョス(アルゼンチン)=18勝(14KO)2敗=と、同級12位カリトン・アグリバ(ロシア)=16勝(9KO)1敗=が対戦。両者は7月5日(日本時間+4時間)にロシア・エカテリンブルクで行われた挑戦者決定戦でグローブを交え、ムニョスが第2ラウンド、会心の左カウンター一発でアグリバをKO。ランキングが入れ替わっていた。

WBA同級は1位平岡アンディ(大橋)=24戦全勝(19KO)=選手が、11月14日(日本時間15日)に米・フロリダ州マイアミで、王者ゲイリー・アントゥアン・ラッセル(米)=18勝(17KO)1敗=の持つ王座に指名挑戦する予定だったが中止となり、現在、再スケジュールを待っている。
そして、12月13日(日本時間14日)に米・フロリダ州マイアミのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催されるWBA総会ファイトでは、同級6位クレタス・セルディン(米)=29勝(23KO)1敗=と、同級7位ケビン・ブラウン(キューバ)=8戦全勝(3KO)=による暫定王座決定戦が行われる。
また、8月2日(日本時間3日)には米・イリノイ州シカゴで行われた挑戦者決定戦で、5位にランクされていたオスカー・ドゥアルテ(米)=29勝(22KO)2敗1分=が、4位のケネス・シムズJr(米)=22勝(8KO)3敗1分=を12回判定で破り、3位までランクを上げている。
