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11月22日(日本時間23日)、米・カリフォルニア州ロングビーチのサンダー・スタジオで開催された、360プロモーション興行のメインイベント。WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ。王者晝田瑞希(三迫)=9戦全勝(2KO)=選手に、同級4位グロリア・ガジャルド(メキシコ)=16勝(7KO)3敗3分1NC=が挑んだ一戦は、晝田選手が判定勝ち。

日本女子選手で初めて『リング・マガジン』のベルトを獲得した晝田選手は、今年4度目、4戦連続となった米国リングで、初のメインイベントに登場。

サウスポーの晝田選手は、初回からジャブで自分の距離を保ち、ガジャルドの前進をストップ。序盤方ペースを掴んだ晝田選手は、ガジャルドの出鼻に左ストレートを突き刺し、試合をコントロール。

Mizuki Hiruta vs. Gloria Gallardo
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晝田選手は5回、7回と左強打を決め、左右連打でガジャルドに迫る。終盤は戦前宣言していたKOを目指し、ペースを上げたがガジャルドも応戦。最後まで粘り抜き試合終了ゴングを聞いた。

ジャッジ3者が揃って100-90とスコアする圧勝で、晝田選手が6度目の防衛に成功。今年4度目の勝利を挙げた。

試合後、晝田選手は「今年4試合目も無事防衛できてホッとしています。でもまだまだ強くならないといけないので、頑張り続けます! 応援ありがとうございました no pasa nada(問題ない)!」とコメント。

2016年はすっかりホームリングとなった米国で、他団体王者との王座統一戦が期待される。

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