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WBA、WBC、WBO3団体統一世界スーパーフライ級王者ジェシー・”バム”・ロドリゲス(米)=23戦全勝(16KO)=をプロモートする、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、ロドリゲスが次戦でバンタム級へ階級を上げ、WBO王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)=26勝(19KO)4敗=へ挑戦するプランがある事を明らかにした。

ロドリゲスはスーパーフライ級での4団体王座統一を望んでいるが、12月27日にサウジアラビア・リヤドで行われるIBF王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)=23勝(13KO)5敗2分1NC=と、寺地拳四朗(BMB)=25勝(16KO)2敗=選手のタイトル戦勝者は、同級3位(1、2位は空位)の指名挑戦者アンドリュー・モロニー(オーストラリア)=28勝(18KO)4敗=のと対戦を義務付けられており、モロニーはいかなる金額でも退くことはなく、タイトル挑戦の権利を行使する意向を表明。

日本での戦いを希望するロドリゲスは、寺地選手がIBF王座の奪取に成功した場合、来年5月に東京ドームで4団体王座統一を賭けて戦うという選択肢があったが、寺地選手が勝利した場合でも、モロニーが間に割って入る事になり、ロドリゲスの4団体王座統一への道は限りなく厳しい状況となっている。

Jesse Bam Rodriguez
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ロドリゲスは来年初夏に予定される次戦でバンタム級王座へ挑戦する公算が高くなり、ロドリゲスが希望する東京でのファイトでWBC王者井上拓真(大橋)=21勝(5KO)2敗=選手への挑戦か、地元である米・テキサス州サンアントニオで、メディナの持つWBO王座に挑戦するかに絞られて来た。

メディナは、来年1月31日(日本時間2月1日)に地元メキシコ・グアダラハラで予定される初防衛戦に勝利する事が条件となるが、元来からハーンはテキサスでのロドリゲス興行開催に意欲的な姿勢を見せており、メディナ戦が有力視される。今後の動向に注目。

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