1月10日(日本時間11日)、ドイツ・オーバーハウゼンのルドルフ・ウェーバー・アリーナで開催された、クイーンズベリー・プロモーション&トップランク&ゴールドスター興行で行われた、WBC世界ライト級暫定王座決定戦。同級1位リカルド・ヌニェス(パナマ)=26勝(22KO)6敗1分=と、同級3位ハディエル・エレーラ(キューバ)=17戦全勝(15KO)=の一戦は、エレーラが8回TKO勝ち。
初回、サウスポーのエレーラは左ストレートを決め先制したが、残り30秒ヌニェスの右ストレートを喰いダウン。2回もヌニェスは右ストレート、左フックを決め優勢。3回以降、エレーラは左ストレートを軸に立て直しポイントの挽回を計るが、ヌニェスも右強打で抵抗。7回終了時には両手を挙げた。
迎えた第8ラウンド、エレーラは左ボディから右フックを決め、すかさず連打。ロープを背にしたヌニェスが防戦一方となるとダニエル・ヴァン・デ・ウィレ(ベルギー)主審がエレーラの背中越しにストップに入るが、バランスを崩しキャンバスへ落下するアクシデント。しかし、大事には至らず立ち上がり試合の停止を告げた。

23歳のエレーラがプロデビュー5年で、オシャキー・フォスター(米)=24勝(12KO)3敗=が返上した暫定王座を獲得。今後は1月31日(日本時間2月1日)に米・ニューヨークで行われる、同級王者シャクール・スティーブンソン(米)=23戦全勝(11KO)=が、1階級上のWBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=22勝(13KO)1敗=に挑むタイトル戦の結果を待って、スケジュールが決定する事になる。
IBFインターナショナル・ヘビー級タイトルマッチ。王者でWBA世界同級15位のグラニット・シャラ(ドイツ)=18勝(7KO)1敗=に、挑戦者ペタル・ミラス(クロアチア)=19勝(15KO)1敗=が挑んだ一戦は、ミラスが最終10ラウンドTKO勝ち。
序盤、攻勢を取ったシャラだが、中盤からはカウンター狙いで手数が減る。対するミラスはフットワークを使い、スイッチを織り交ぜた左右ストレートでポイントをピックアップ。9回まで試合をリードした。

最終ラウンド、ミラスのサウスポースタイルからの右フックでシャラはダウン。立ち上がり再開に応じるが、再三右ストレートを打ち込まれたシャラの巨体はグラグラ。ミラスはティモ・ハビホルスト(ドイツ)主審にストップを即すが、止める気配はない。その直後、ミラスの右ストレートが決まりシャラは大の字にダウン。
即時ストプかと思われたが、ハビホルスト主審はゆっくりとした動作でカウントを開始。途中、コーナーからタオルが投げ込まれ、セコンドがリングに入り試合終了となったが、最後まで気づかない。自国選手を護ろうとする昔ながらのレフェリングは問題。
