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9月12日にサウジアラビア・リヤドでのリング復帰を発表ししている、WBC世界スーパーミドル級1位サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)3敗2分=が、1年ぶりとなる復帰戦でWBC世界同級王者クリスチャン・ムビリ(フランス)=29勝(24KO)無敗1分=の持つ王座へ挑戦する事が確定。

カネロは昨年9月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスのアレジアント・スタジアムで、テレンス・クロフォード(米)=42戦全勝(31KO)=に12回判定で敗れた後、左ひじを手術。恒例となっていた5月のシンコ・デ・マヨ興行にも出場せず、9月の復帰戦へ向け準備を整えているが、「試合は世界タイトルマッチでなければならない」と話し、世界一稼ぐボクサーとしての貫禄を示していた。

Saul Canelo Alvarez
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ムビリは昨年6月27日(日本時間28日)にカナダ・ケベックシティで行われた暫定王座決定戦で、マチェイ・スレツキ(ポーランド)=33勝(13KO)4敗=を初回2分28秒TKOで破り暫定王座を獲得。

痛烈なTKO勝利で暫定王者となったムビリは、カネロvsクロフォード興行のアンダーカードで、現暫定王者レスター・マルティネス(グアテマラ)=20勝(16KO)無敗1分=と対戦。ムビリは積極的に攻めたものの単調な攻撃に終始。マルティネスは接近戦で左右アッパー、離れればワン・ツーを打ち込み優位に試合を展開。

しかし、オフィシャルのスコアは97-93マルティネス、96-94ムビリ、95-95の引き分け。ムビリは辛うじて引き分けで初防衛に成功したが、判定を不服とするマルティネス陣営は直ちにWBCに対し再戦を要求し提訴。試合後1週間にも満たない期間でWBCは両者の即時再戦を決定。

Lester-Martinez-vs.-Christian-Mbilli
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しかし、クロフォードの引退により、WBCはムビリとハムザ・シーラーズ(英)=22勝(18KO)無敗1分=による王座決定戦を指令。勝者とマルティネスの対戦を義務付けた。だが、シーラーズはWBO王座狙いに鞍替え。今年1月ムビリは労せず正規王者へと昇格し、マルティネスは暫定王座決定戦へ回った。

マルティネス戦で底を見せた感のあるムビリのボクシングは、カネロ陣営からは格好の標的に映ったと思われ、この時期からカネロの再起戦相手にムビリの名前が急浮上。世界の関係者、ファンの予想通リムビリvsカネロのWBC世界王座戦が行われる。カネロが世界王者の看板を取り戻す可能性は高いだろう。

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