WBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)=20勝(15KO)2敗2NC=と、暫定王者マクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)=21勝(16KO)4敗1NC=によるWBC王座統一戦は、11月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスで開催が決まっている、マティアスvsエルガシェフのIBF世界スーパーライト級戦をメインとする、Showtime Championship Boxing放映の、PBC興行に組み込まれた。
このWBC王座統一は6月22日(日本時間23日)に行われた入札で、エディ・レイノソ率いるクラセ・イ・タレントが34万5千ドル(約4949万円)で落札。興行権を獲得していた。報酬分配は落札額の10%、3万4500ドル(約490万円)が勝利者ボーナスとなり、残りの31万500ドルからマルティネスが65%の20万1825ドル(約2890万円)。アローヨは35%の10万8675ドル(約1560万円)を受け取る。
両選手は2021年11月に王座統一を賭けて対戦。初回から互いにダウンを奪い合う激戦となったが、第2ラウンド、偶然のバッティングによりアローヨが右瞼をカット。3回開始と共にドクターストップにより試合はストップ。3回1秒ノーコンテストとなっていた。その後、何度も対戦計画があったがその度に流れ、ようやく雌雄を決する事になった。アローヨは約2年ぶりの試合となる。