2月24日(日本時間25日)に米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催される、エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=21戦全勝(16KO)=と、パドレイグ・マックローリー(アイルランド)=18戦全勝(9KO)=の、スーパーミドル級12回戦をメインとするマッチルーム・ボクシング興行で、バンタム級、ウェルター級のWBA世界王座挑戦者決定戦が組み込まれた。

バンタム級は同級2位アントニオ・バルガス(米)=17勝(9KO)1敗1NC=と、同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米)=17勝(7KO)1敗1分=が対戦。27歳のバルガスは、昨年10月27日(日本時間28日)に米・フロリダ州オーランドで、元WBA世界フライ級王者エルナン・”タイソン”・マルケス(メキシコ)=47勝(33KO)11敗2分=に10回判定勝ちしたのが最新試合。

24歳のロドリゲスは、昨年11月18日(日本時間19日)に米・カリフォルニア州イングルウッドで、元WBA世界スーパーフライ級王者で4位にランクされていたカリッド・ヤファイ(英)=27勝(15KO)2敗=を初回でKO。初の10回戦で大金星を挙げ、ランキングを奪い取っている。

WBA世界バンタム級は同級1位石田 匠 (井岡)=34勝(17KO)3敗=選手がオフィシャルチャレンジャーとして、王者井上拓真(大橋)=18勝(4KO)1敗=選手への挑戦の時を待っており、バルガスvsロドリゲスの勝者は、その次の指名挑戦者となる。

ウェルター級は同級1位シャハラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)=14戦全勝(9KO)=と、同級6位パブロ・セサール・カノ(メキシコ)=35勝(25KO)8敗1分1NC=が対戦。30歳のギヤソフは、昨年6月17日(日本時間18日)に米・ルイジアナ州ニューオーリンズで行われた、エリミネーションで10位のハロルド・カルデロン(米)=27勝(18KO)1敗=に12回判定勝ちし、ランキングを上昇させた。

34歳のカノは、2019年1月18日(日本時間19日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで、ホルヘ・リナレス(帝拳)選手と対戦し、初回3度のダウンを奪い2分48秒TKO勝ち。しかし、その後は試合が少なく、4年間で3勝(3KO)1敗。果たしてウェルター級で通じるか。

同日は東京五輪ライト級金メダリストで、WBAコンチネンタル・ラテン・アメリカ&IBFインターナショナル・ライト級王者でWBA&IBF15位のアンディ・クルス(キューバ)=2勝(1KO)=が、ブラヤン・サマリッパ(メキシコ)=14勝(5KO)2敗=と対戦。WBA世界フライ級5位アンディ・ドミンゲス(メキシコ)=10戦全勝(6KO)=と、同級12位ヤンキエル・リベラ・フィゲロア(プエルトリコ)=4戦全勝(2KO)=の10回戦も行われる。