2月24日、東京・両国国技館で開催された、バンタム級8回戦。日本バンタム級3位増田 陸 (帝拳)=3勝(3KO)1敗=選手と、WBO世界スーパーバンタム級6位ジョナス・スルタン(フィリピン)=19勝(11KO)6敗=の一戦は、増田選手が初回2分29秒KO勝ち。
自信満々でリングに登場したスルタンに対し、昨年8月にバンタム級モンスタートーナメント準決勝で、 堤 聖也(角海老宝石)選手に敗れて以来の再起戦となるサウスポーの増田選手も気合十分。世界6位に対し臆することなく対峙した増田選手は、スルタンが右を振って来るところに、左ボディストレートをカウンターで決め、鮮やかなテンカウントKO勝利。
スルタンはキャリア初のKO負け。世界バンタム級にまた新しい挑戦者候補が誕生した。