7月6日(日本時間7日)、米カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベント。WBA、WBC、WBO、IBFの4団体で世界ライト級1位にランクされるウィリアム・セペダ(メキシコ)=30戦全勝(26KO)=と、WBC世界同級9位、WBA10位ジョバンニ・カブレラ(米)=22勝(7KO)1敗=の12回戦は、セペダが3回KO勝ち。
サウスポー同士の対戦。初回、好戦的なセペダに対し、カブレラは動きながらカウンターを狙い、右フックをセペダの出鼻にヒット。2回、セペダはプレスを強め前進。左ストレートから右フックを決める。接近するとしつこくボディを攻めた。カブレラは後退しながらも右フック、左アッパーで応戦。
3回、セペダがさらにペースを上げる。左ストレートを放ち、接近すると激しくボディを叩く。カブレラも必死のディエフェンスから左ストレート、アッパーを放つが、セペダの勢いは止まらない。ボディアタックで左ボディを効かせ、右フックをテンプルに打ち込むと、カブレラはたまらずダウン。左ひざをキャンバスへ付けたまま動けず、試合は終了。快勝したセペダの世界挑戦の時が待たれる。