4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=61勝(39KO)2敗2分=の次戦は、9月14日(日本時間15日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA世界同級1位、IBF&WBO4位、WBC9位にランクされるエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=22戦全勝(17KO)=と対戦する事で、交渉は最終調整に突入。実現が濃厚となった。
16連続初回KOの記録を持つベルランガは世界初挑戦。ボブ・アラムのトップランクを離脱後、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングとマルチ契約を締結。カネロとの対戦を熱望していた。興行はプレミア・ボクシング・チャンピオンズにより主催され、プライムビデオ・PPVと、DAZNにより配信される。
カネロはIBFから同級1位ウィリアム・スカル(キューバ)=22戦全勝(9KO)=との対戦を指令され、6月6日(日本時間7日)に入札が設定されていたが、これは延期されたままとなっており、IBF王座はスカルの暫定王座戦が認定されない限り、剥奪となる可能性を残している。
9/20 ハイメ・ムンギア 再起戦 vsWBO2位エリック・バジニャン
5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に12回判定で敗れ、初黒星を喫した元WBO世界スーパーウェルター級王者で、WBC世界スーパーミドル級2位、WBO5位、WBA&IB7位にランクされるハイメ・ムンギア(メキシコ)=43勝(34KO)1敗=は、トップランクと共同プロモート契約を締結。トレーナーもフレディ・ローチから、元のエリック・モラレスに戻った。
再起戦は9月20日(日本時間21日)に米・アリゾナ州フェニックスで行われる事が決定。対戦相手はWBO世界同級2位、WBA4位、WBC6位、IBF8位のエリック・バジニャン(カナダ)=32勝(23KO)無敗1分=となる。ムンギアの復調具合が試され、また、世界王座戦戦線に残るための重要な試合となる。