対戦交渉が進められていた、元IBF世界フライ級王者でWBO2位、IBF4位、WBC5位、WBA8位にランクされるサニー・エドワーズ(英)=21勝(4KO)1敗=と、東京五輪フライ級金メダリストで、IBF7位、WBC、WBO9位、WBA11位のガラル・ヤファイ(英)=7戦全勝(5KO)=は、11月30日(日本時間12月1日)に英・バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナで開催される事が正式発表。

英国で最も巧いボクシングをするエドワーズと、最も輝かしいアマチュア・キャリアを誇るヤファイによる英国人同士のライバル対決は、ヤファイの地元で行われる事になった。勝者が世界王座挑戦に接近するサバイバル戦は、とにかく打たせないエドワーズに対し、五輪金メダリストのパンチが当たるのか、どうかが見どころとなる。

リー・ウッド復帰戦はWBA4位ゼルファ・バレット

WBA世界フェザー級王座を返上し、現在、WBA世界スーパーフェザー級2位、WBO4位、WBC5位にランクされるリー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=の復帰戦は、WBA世界同級4位、IBF9位ゼラファ・バレット(英)=31勝(17KO)2敗=が最有力候補である事を、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンが示唆。

ウッドは昨年10月7日(日本時間8日)に英・シェフィールドのシェフィールド・・アリーナで、元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(英)=31勝(8KO)3敗1分=の挑戦を7回逆転TKOで破ったが、試合後、王座を返上し、暫く休養した後、スーパーフェザー級で戦う事を宣言。

ハーンはウッドの幼少期からの長年の夢の実現をさせる為に、5月18日(日本時間19日)に英・ノッティンガムのサッカー場、シティ・グラウンド(約3万人収容)で、ウッドvaワーリントンの再戦を実現させたいと宣言したが、これは頓挫。

ワーリントンは9月21日(日本時間22日)に英・ロンドンのウェンブリー・スタジアムで、IBF世界スーパーフェザー級王者アンソニー・カカス(英)=22勝(8KO)1敗=に挑戦する事が決定している。

バレットは4月13日(日本時間14日)に英・マンチェスターのAO・アリーナで、ジョーダン・ギル(英)=28勝(9KO)3敗1分=との世界ランカー対決に、10回2分44秒TKO勝利を飾り、WBAインターナショナル・スーパーフェザー級王座を獲得。2022年11月にシャフカトジョン・ラキモフ(タジキスタン)=17勝(14KO)1敗1分=とのIBF世界同級王座決定戦で9回TKO負けを喫して以来、3連勝(1KO)を飾っている