元WBO世界ライトフライ級暫定王者で、現在、同級8位にランクされるレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)=12勝(9KO)4敗=は、10月30日(日本時間31日)にプエルトリコ・ウマカオのマルセロ・トルヒーヨ・コロシアムで開催される、ミゲール・コット・プロモーションとオールスター・ボクシングの主導による、”ナイト・オブ・チャンピオンズWBO”興行のメインイベントに出場。

WBO世界ライトフライ級挑戦者決定戦で、同級13位アザエル・ビジャール(パナマ)=21勝(15KO)3敗4分=とグローブを交える。勝者は10月13日に東京・有明アリーナで行われる、WBO世界同級王座決定戦。1位岩田翔吉(帝拳)=12勝(9KO)1敗=選手と、同級2位ジャイロ・ノリエガ(スペイン)=14戦全勝(3KO)=の勝者への挑戦権を得る事になる。

サンティアゴは3月2日(日本時間3日)にプエルトリコ・サンフアンのコリセオ・デ・プエルトリコで行われた、ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=28勝(14KO)3敗1分1NC=との、WBO世界同級王座統一戦に敗れ、暫定王座を失って以来の再起戦。

対するビジャールは3月8日(日本時間9日)にニカラグア・マナグアで、岩田選手と対戦するノリエガと空位のWBOラテン同級王座を争い12回判定負け。しかし、7月12日(日本時間13日)に再びマナグアのリングに登場し、昨年10月にサンティアゴとの暫定王座決定戦で12回小差の判定負けを喫していた、ケビン・ビバス(ニカラグア)=7勝(2KO)3敗=を8回判定で破っている。

同日興行のセミファイナルでは、NABOフライ級王者でWBO世界同級6位のフアン・カルロス ・カマチョ=17勝(8KO)1敗1NC=が、同級12位ジェイソン・ママ(フィリピン)=20勝(10KO)1敗=と対戦。勝者は王者アンソニー・オラスクアガ(米)=7勝(5KO)1敗=への挑戦権を獲得する。