12月15日(日本時間16日)、米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催された、WBC女子世界スーパーミドル級&WBA暫定王座決定戦。WBC&WBA1位のシャダシア・グリーン(米)=13戦全勝(11KO)=と、前4団体統一王者フランション・クルーズ-デザーン(米)=8勝(2KO)2敗1NC=の一戦は、デザーンが判定勝ち。スコアは98-92、97-93、97-93。

デザーンは7月1日(日本時間2日)に英・マンチェスターで、サバンナ・マーシャル(英)=13勝(10KO)1敗=に判定で敗れ、4団体王座を失っていたが、マーシャルが負傷により、早くとも来年4月までリングを離れる事になり、WBCはマーシャルを休養王者に認定。グリーンとデザーンによる王座決定戦を指令していた。

予想有利だったグリーンは、デザーンのキャリアにごまかされ強打は空転。初黒星を喫し、世界王座から遠のき、デザーンとマーシャルの再戦が行われる事が確実となった。