16戦全勝ヒッチンズvs WBC6位セペダ 「結果」 IBF北米&WBCシルバー&NABO・スーパーライト級戦

9月23日(日本時間24日)、米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催された、マッチルーム・ボクシング興行のメイン。IBF北米スーパーライト級王者でWBO4位、IBF7位のリチャードソン・ヒッチンズ(米)=16戦全勝(7KO)=と、WBC6位、WBO11位ホセ・セペダ(米)=36勝(27KO)3敗2NC=による、IBF北米王座と、空位のWBCシルバー&NABO王座を賭けた12回戦は、ヒッチンズが判定勝ち。スコアは120-108、120-108、119-109。

試合はどっしり構え、ジワリ前進しプレスを掛けるサウスポーのセペダに対し、ヒッチンズは動きながら速い右ストレートを打ち込み序盤戦をリード。中盤、左ボディから突破口を開こうとしたセペダだが、ヒッチンズは素早い動きでヒットを許さず、左ジャブ、右ストレートを当てリードを広げた。

9回以降もヒッチンズはストレートで出鼻を叩き、右アッパーのカウンターでセペダの攻撃を分断。最後まで隙を見せず、危なげなく12回を乗り切った。勝ちに徹したアウトボクシングで、レジス・プログレイス(米)、ホセ・カルロス・ラミレス(米)との世界戦経験があるセペダを撃破した、25歳のヒッチンズは世界タイトル戦出場へ大きく前進。

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金元 孝男(かなもと たかお)。1960年生まれ、静岡県出身。元協栄ボクシングジム契約トレーナー 。ジャパン・スポーツ・ボクシング・クラブ・マネジャー。輪島功一選手の試合をテレビで観たばっかりに16歳で上京。プロボクシングの世界へ。1978年のプロデビュー。引退後はハワイの伝説のトレーナー、スタンレー・イトウ氏に師事。ハワイ・カカアコ・ジムで修行。協栄ジムでは元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 、元WBA世界フライ級王者坂田健史らをアシスタント・サポ-ト。

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