最新WBCランキングで、WBC世界ライトフライ級&WBAスーパー(統一)王座を返上した寺地拳四朗(BMB)=23勝(14KO)1敗=選手が、フライ級1位にランクイン。寺地選手は10月に元王者で同級2位にランクされるクリストファー・ロサレス(ニカラグア)=37勝(22KO)6敗=と、空位の世界フライ級王座を賭けて、10月に日本で対戦する事が確実視されている。

7月20日(土)に東京・両国国技館で、WBA世界バンタム級4位にランクされていたジョナサン・ロドリゲス(米)=17勝(7KO)3敗1分=に、痛烈な3回1分49秒TKO勝利を収めた那須川天心(帝拳)=3戦全勝(1KO)=選手は、一気に3位にランクアップ。

バンタム級は王者中谷潤人(M・T)=28戦全勝(21KO)=選手に、初回KOで敗れたビンセント・アストロラビオ(比)=19勝(14KO)5敗=が9位に下降し、1位にはペッチャ・ソーン・チットパッタナ(タイ)=76勝(53KO)1敗=がアップ。2位には前王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)=28勝(14KO)4敗5分=が踏みとどまっている。

8/30 マウリシオ・ララvsペドロ・デルガド

元WBA世界フェザー級王者でWBC世界スーパーフェザー級14位にランクされるマウリシオ・ララ(メキシコ)=26勝(19KO)3敗2分=は、8月30日(日本時間31日)にメキシコシティのペプシ・センターで、ペドロ・デルガド(メキシコ)=10勝(5KO)1敗1分=と対戦する。

ララは昨年5月27日(日本時間28日)に、英・マンチェスターで行われたリー・ウッド(英)=28勝(17KO)3敗=との再戦で、オーバーウェイト(3.8ポンド超過)によりWBA世界フェザー級王座を剥奪され、試合でも2回にダウンを奪われ大差の判定負け。

今年2月16日(日本時間17日)にメキシコ・オアハカで行われた再起戦でも、ダニエル・ルゴ(メキシコ)=27勝(18KO)3敗1分=に大苦戦。10回引き分け(94-96、95-95、95-95)に終わっている。10連勝の後、白星がないデルガド相手に、力の差を見せつける事が出来るか。ここでも苦戦するようだと、再び世界戦線に出るのは厳しくなる。