8月5日(日本時間6日)、米・テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで開催された、4団体統一女子世界フェザー級戦。7階級制覇の統一王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=44勝(30KO)2敗1分=に、元WBO王者ヘザー・ハーディ(米)=24勝(4KO)2敗=が挑んだ一戦は、セラノが判定勝ち。スコアは100-90、100-90、99-91。

2019年9月に対戦し、セラノが判定勝ちして以来の再戦となった試合は、サウスポーのセラノが左ストレートを顔面に、ボディへアッパーを打ち込み、開始早々ハーディはピンチに。セラノは2回、左ストレートから右フックを決め完全に主導権を握った。3回以降もセラノは快調に飛ばし、ハーディは反撃の糸口を見いだせないままダメージを蓄積させて行った。9回開始後ドクターチェックを受けたハーディに対し、最終ラウンド、セラノが猛攻。左ストレートでグラつきながらもハーディは何とか踏ん張り、終了ゴングを聞いた。