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1月3日(日本時間4日)、プエルトリコ・サンファンのロベルト・クレメンテ・コロシアムで開催された、モスト・バリュアブル・プロモーション(MVP)興行のメインイベント。WBA、WBO世界フェザー級タイトルマッチ・3分×10ラウンド。王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=47勝(31KO)4敗1分=と、レイナ・テレス(米)=13勝(5KO)無敗1分=の一戦は、セラノが判定勝ち。

セラノは元世界2階級制覇王者のエリカ・クルス(メキシコ)との再戦がセットされていたが、クルスの薬物検査陽性により、急遽テレスが代役として選ばれた。しかし、テレスは前日計量でフェザー級リミットを0.6ポンドオーバーで計量失格。試合はセラノが勝った場合のみ王座防衛。敗れた場合、王座は空位となる変則世界戦として行われた。

初回開始からプレスを掛けたサウスポーのセラノは、左ストレートを軸にスピーディーな動きでテレスに迫った。セラノの身長164センチに対し、152センチと12センチ劣るテレスは打ち合いで活路を開こうと左右フックを振るが、セラノは左ストレートを正確にヒット。

序盤戦でペースを握ったセラノは、4回、ジャブ、左ストレートに加え、右アッパー、左ボディアッパーを打ち込みリードを広げる。5回、セラノの上下への波状攻撃の前にテレスは後退を繰り返す。6回もセラノ攻勢。右頬をカットしたテレスは下がりながら右ストレート、左フックで抵抗。セラノの右頬が腫れる。

7回、8回とセラノの左ストレートを喰いながらも、テレスは右ストレート、左フックを返し果敢に応戦。最終ラウンド、セラノはKOを狙い上下への連打でテレスを追うが、タフなテレスは最後まで抵抗。試合終了ゴングを聞いた。公式スコアは98-92、97-93、97-93。

世界7階級制覇王者のセラノと、22歳、これが初めての10回戦というテレスでは力量の差があったが、オーバーウェイトはともかくとして、最後まで奮戦したテレスの頑張りは評価される。

Amanda Serrano vs. Reina Tellez
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WBA女子世界ライト級タイトルマッチ・3分×10R。王者ステファニー・ハン(米)=11戦全勝(3KO)=に、44歳の殿堂入り元世界2階級制覇王者ホリー・ホルム(米)=34勝(9KO)2敗3分=が挑んだ一戦は、ハンが7回1分44秒負傷勝判定勝ち。

初回、サウスポーのホルムは左ストレート、右フックで先制するがハンも右ストレートを返す。3回はハンの右ストレートがカウンタ-でヒット。中盤に入るとハンの右ストレート、左フックが決まりホルムは後手に回る。第7ラウンド、偶然のバッティングでハンは前頭部をカット。ドクターチェックの後、試合は停止された。公式スコアは69-64、69-64、68-65。

2022年に殿堂入りを果たしているホルムは、昨年6月、約12年ぶりにカムバック。復帰2戦目でウェルター級、スーパーライト級に続く3階級制覇を狙ったが果たせず。35歳のハンが2度目の防錆に成功した。

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