前WBA世界スーパーフライ級王者で、現在6位にランクされる井岡一翔(志成)=31勝(16KO)3敗1分=選手が、王者フェルナンド・”プーマ”・マルティネス(アルゼンチン)=17戦全勝(9KO)=に、借りを返すべく挑むリベンジマッチは、4月22日に日本で開催される事が濃厚となった。
両者の対戦は昨年12月31日に東京・大田区総合体育館で開催が決りながら、マルティネスのインフルエンザ罹患により、試合前日に急遽中止となっていたが、両陣営は再スケジュールに向けて交渉を開始させていた。
しかし、WBC世界同級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=21戦全勝(14KO)=とプロモート契約を締結する、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、ロドリゲスとマルティネスの対戦実現に意欲を見せ、「今にわかる」と、王座統一戦の開催に含みを持たせていた。
これに対し、井岡陣営は不快感を示し、現在も引き続き交渉が行われており、再戦の可能性は消えていないと、と完全否定。4月上旬の日本開催をメドに交渉が継続している事を明らかにしていた。今後の動向に注目。