WBA世界スーパーウェルター級1位、WBO2位バージル・オルティスJr(米)=20戦全勝(20KO)=が、WBC世界同級暫定セルヒイ・ボハチュク(ウクライナ・米在住)=24勝(23KO)1敗=の持つ王座へ挑戦する事が決定。試合は8月10日(日本時間11日)に米・ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ、ミケロブ・ウルトラ・アリーナで開催される、DAZN放映のゴールデン・ボーイ・プロモーションのメインカードで行われる。
パーフェクトレコードを保持する26歳のオルティスJrは、暫定ながら世界王座初挑戦。8月3日(日本時間4日)に米・ロサンゼルスで、前WBO世界スーパーウェルター級王者で同級1位のティム・チュー(オーストラリア)=24勝(17KO)1敗=との対戦が決まっていたが、チューの負傷(額の傷)回復が遅れた事により、試合はキャンセル。その後、ボハチュク陣営と交渉を重ねていた。
ボハチュクは3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われた、暫定王座戦でブライアン・メンドサ(米)=22勝(16KO)4敗=を12回判定で破り王座を獲得。今度が初防衛戦となる。
WBC6WBO王座を保持するセバスチャン・フンドラ(米)=21勝(13KO)1敗1分=は、元WBC、IBF世界ウェルター級&WBAスーパー王者でWBC1位、WBO6位にランクされるエロール・スペンスJr(米)=28勝(22KO)1敗=と、10月に米・テキサス州ダラスで戦う事が明らかになっており、ボハチュクvsオルティスJrの勝者は正規王者との対戦を待つ形となる。