8月23日(日本時間24日)に米・フロリダ州オーランドのカリビ・ロイヤル・オーランドで開催される、人気YouTuberのWBA世界クルーザー級14位ジェイク・ポール(米)=11勝(7KO)1敗=が主宰する、DAZN放映のモスト・バリュアブル・プロモーション(MVP)興行の主要カードが出揃った。
WBA世界ライト級挑戦者決定戦では、MVPと契約するWBA世界ライト級5位ルーカス・バハディ(カナダ)=19戦全勝(15KO)=と、元WBA世界スーパーフェザー級王者で同級9位にランクされるロジャー・グティエレス(ベネズエラ)=29勝(22KO)6敗1分=が対戦。現在、同級1位にはフロイド・スコフィールド(米)=19戦全勝(13KO)=がランクされているが、オフィシャル・チャレンジャー・マークは付いていない。
また、元ガールフレンドの自宅外で、後頭部を殴り、顔面に平手打ちをしたとして暴行容疑で逮捕された同級王者ジェルボンテ・デービス(米)=30勝(28KO)無敗1分=は、1万ドルの保釈金を支払い釈放された後、無罪を主張。8月12日(日本時間13日)の法廷に出廷する。
デービスは最近、情熱を失い「引退」のニュースも流れたが、それはなく、リング復帰を果たしたマニー・パッキャオ(フィリピン)=62勝(39KO)8敗3分=との対戦話もある。パッキャオは145ポンドのキャッチウェイトでならと話し、マネー次第同士の対戦もあり得るかもしれない。
リカルド・サンドバル(米)=27勝(18KO)2敗=が新王者となったWBA世界フライ級の暫定王座決定戦は、MVPと契約する同級1位ヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)=7戦全勝(3KO)=と、同級2位アンジェリーノ・コルドバ(ベネズエラ)=19勝(12KO)無敗1分1NC=が対戦。

WBA世界スーパーウェルター級暫定王者ヨエニス・テレス(キューバ)=10戦全勝(7KO)=は、同級1位アバス・バロウ(ドイツ)=16勝(9KO)1敗=を挑戦者に迎え初防衛戦を行う。同級レギュラー王者テレンス・クロフォード(米)=41戦全勝(31KO)=は、9月13日(日本時間14日)に米・ラスベガスで、世界スーパーミドル級4団体統一王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=63勝(39KO)2敗2分=への挑戦が決まっており、勝敗にかかわりなく、近い将来レギュラー王者へ昇格する可能性が高い。
IBF世界スーパーライト級10位、WBA、WBO11位、WBC13位ジャメイン・オルティス(米)=19勝(9KO)2敗1分=は、ベテランの元世界挑戦者でWBC世界同級12位のスティーブ・クラゲット(カナダ)=39勝(27KO)8敗2分=と対戦する。