6月19日に東京・大田区総合体育館で、WBO世界ウェルター級2位佐々木 尽 (八王子中屋)=19勝(17KO)1敗1分=選手の挑戦を受ける、世界同級王者ブライアン・ノーマンJr(米)=27勝(21KO)無敗2NC=は、来日を前に3年前に契約したファイターズ・ファースト・マネジメントとの契約を複数年延長。
「ファイターズ・ファーストが、僕のためにしてくれたこと全てに感謝している。長い3年間だったが、あっという間だった。7歳の時からずっと練習して来たが、この年齢(24歳)で今の自分があるはずじゃなかった。思い描いていた夢が実現した。この先、どこまで行けるかは想像するしかない」(ノーマンJr)
ファイターズ・ファースト・マネジメントは、キャシー・デュバのメイン・イベンツ社で10年間副社長としてのキャリアを積んだ、ジョリーン・ミゾーネ(米)がプレジデントを務め、ヘビー級世界ランカーのオットー・ワリン(スウェーデン)=27勝(15KO)2敗1NC=、WBO世界ライト級14位、WBC15位ジャスティン・パウルド(米)=18勝(9KO)2敗=らとパートナー契約を締結している。
3位メリクジエフvs4位フルガム WBAスーパーミドル級挑戦者決定戦

WBA世界スーパーミドル級挑戦者決定戦。同級3位ベクテミル・メリクジエフ(ウズベキスタン)=15勝(10KO)1敗=と、同級4位ダリウス・フルガム(米)=14戦全勝(12KO)=の一戦は、5月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガス、ザ・シアターで開催される、ゴールデン・ボーイ・プロモーション興行のメインイベントで行われる事が決定。放映はDAZN。
リオ五輪ミドル級銀メダリストのメリクジエフは、2019年6月のプロデビューから順調に白星を重ねていたが、2021年6月にガブリエル・ロサド(米)=26勝(15KO)17敗1分1NC=に、3回逆転KO負けで初黒星。しかし、2023年4月の再戦では大差の判定勝利を収めリベンジに成功。昨年11月2日(日本時間3日)には米・ラスベガスの同所で、挑戦者決定戦と銘打たれた12回戦で、同級10位にランクされていたデビッド・スティーブンス(米)=14勝(10KO)2敗=にスプリットの判定勝ち
アマチュア時代はヘビー級で全米1位に輝き、2018年のゴールデン・グローブ全米タイトルを獲得しているフルガムは、2月15日(日本時間16日)に米・カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターで、ウィンフレッド・ハリスJr(米)=22勝(10KO)3敗2分=を4回2分18秒でKO。うまさには欠けるが抜群のパワーで、ここまで無敗を誇っている。