1月23日に大阪・エディオンアリーナ大阪で、前WBC世界ライトフライ級&WBAスーパー(統一)王者寺地拳四朗(BMB)=23勝(14KO)1敗=選手と対戦。ダウン応酬の大激戦の末に0‐2判定負けを喫した、WBC世界ライトフライ級2位、IBF8位にランクされるカルロス・カニサレス(ベネズエラ)=26勝(19KO)2敗1分=が、7月19日(日本時間20日)にベネズエラ・カラカスのポリエドロ・デ・カラカスのリングに登場。

WBCシルバー同級王座決定12回戦で、イバン・ガルシア(メキシコ)=12勝(4KO)2敗1分=と対戦したカニサレスは、12回判定勝ちでシルバー王座を獲得。スコアは116-112、116-112、114-114の2-0。2017年9月以来、約6年10ヶ月ぶりの故国での試合に勝利し、再起戦を飾ったカニサレスだが、出来は今一つで、ガルシアの抵抗の前に決め手を欠き、苦闘の末の勝利だった。

ベネズエラ・スーパーウェルター級王座決定10回戦。ジェレミー・アルバレス(ベネズエラ)=9戦全勝(9KO)=と、レオナルド・サンチェス(ベネズエラ)=15勝(11KO)無敗1分=の一戦は、サンチェスが判定勝ちで新王者。スコアは96-93、96-93サンチェスと、95-94アルバレスのスプリット。

33歳の元IBF世界スーパーウェルター級王者ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ)=32勝(27KO)5敗=が、約1年7か月ぶりにリング復帰。フェルナンド・ブリトー(ベネズエラ)=12勝(12KO)3敗=との10回戦は、初回、ウスカテギの放った強烈な左ボディ一ブロー発でブリトーはダウン。動く事が出来ずにテンカウントを聞いた。

アレクシス・ロチャvs27戦全勝ドミンゲス 「結果」 NABOウェルター級王座決定戦

7月19日(日本時間20日)、米・カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノで開催された、ゴールデン・ボーイ・プロモーションのメインカード。WBO、IBF世界ウェルター級9位、WBC11位アレクシス・ロチャ(米)=24勝(16KO)2敗=と、WBO世界同級11位、WBA14位サンティアゴ・ドミンゲス(メキシコ)=27戦全勝(20KO)=による、NABOウェルター級王座決定戦は、ロチャが判定勝ちで新王者。

サウスポーのロチャに対し、ドミンゲスは荒々しい右を振って突進。ロチャは下がりながら左カウンターを狙う立ち上がり。3回、ロチャの左ボディアッパーが決まるが、ドミンゲスはローブローをアピール。中盤、上体をゆすりながら前に出るドミンゲスだが、ロチャはジャブでストップし、回り込んで左ストレート。

7回、ドミンゲスは圧力を強め打って出るが、ロチャはブロックから左ストレート、右ボディをヒット。終盤に入ってもロチャは固いブロックでドミンゲスの攻撃を遮断。ボディブローを有効に使い左ストレート、アッパーをヒットし試合をリード。ドミンゲスはロチャの足とディフェンスの前に最後まで的を絞り切れず、試合終了ゴングを聞いた。スコアは99-91、99-91、98-92。